投稿者:山田 彩
2025年1月18日、滋賀県立男女共同参画センター(G-NETしが)にて、内閣府主催の懇談会が開催されました。
この懇談会は、地域で活躍する女性と三原じゅん子大臣(女性活躍・男女共同参画担当大臣)、友納理緒大臣政務官が意見交換を行う場として企画されたものです。
今回、私も滋賀県で働く女性の一人として参加し、女性がより活躍しやすい地域社会についてお話ししました。

当日は、以下のテーマについて話し合いました。
✔ お住まいの地域の良いところ、改善してほしいところ
✔ 女性がより生き生きと活躍できる地域づくりに必要なこと
地域の育児支援、働き方、女性のキャリア形成など、参加者それぞれが自身の経験をもとに意見を交わしました。
地域の良いところ
私は、住んでいる地域の子育て支援が充実していることに感謝の気持ちを伝えました。
具体的には、離乳食相談や助産師による自宅訪問など、育児支援が手厚く整備されている点について言及しました。
また3年前に滋賀県へ移住し、当時は専業主婦だったため、
「働きたいけれど、保育園に入れるにはどうすればいいのだろう」と不安を感じていました。
そんな中、滋賀県マザーズジョブステーションの存在を知り、「保活直前!お仕事探し応援ウィーク」に参加して、無事に近江化成工業へ入社することができました。
この施設のおかげで、就職活動や保育園の入園手続きがスムーズに進み、大きな支えとなった話や、市民の願いに応え、公園や病院の整備が進み、地域の誰もが安心して暮らせる環境が整えられていることについても触れました。
改善してほしいところ
一方で、働く親が安心して仕事を続けられるために、病児保育の充実が必要であることを強調しました。
「子どもが急に熱を出したとき、預け先がなく仕事を休まざるを得ない」という現状は、働く女性にとって大きな課題です。
このような課題を解決することで、女性が安心してキャリアを築ける環境につながるのではないかと提案しました。

近江化成は、子育て中の女性が働きやすい環境が整っており、私もその恩恵を受け、家庭と仕事の両立ができていると感じています。
しかし、懇談会では「子育て支援が十分でない」との声も聞かれ、地域によって支援の状況に大きな差があることを痛感しました。
その現状を踏まえ、地域全体で「女性が働きやすい環境」をつくるためには、何が求められるのかを改めて考えさせられました。
また、子育て支援の充実は、親だけでなく子どもにとっても欠かせないものであり、こうした取り組みが地域全体の暮らしやすさにつながると考えています。
今後も、地域の良い部分を活かしながら、改善が求められる点に目を向け、一人の働く女性として、より多くの人が安心して働ける環境づくりに関心を持ち続けていきたいです。
また、私自身が支えてもらったように、周りの仲間を支えながら、より働きやすい環境づくりに貢献していきます。
私にとって働きやすい職場とは、お互いを尊重し合い、誰もが安心して働ける環境が整っていること。
その実現のために、小さなことからでもできることを積み重ねていきたいと思います。
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