お客様の一歩先を見据える仕事
――現在の仕事内容について教えてください。
私の仕事は、お客様から依頼された製品の【金型作成】から始まります。
その金型で試作品をつくり、さらに大量生産(量産)がスムーズに行えるかを確認し、オペレーションを整えるまでが私の役割です。
でも、この仕事の魅力は
「ただ言われた通りに作る」
だけではありません。
お客様の要望をしっかり聞き、その上で
「もっと良くできるのでは?」
という提案を行うことが、開発部門の仕事の醍醐味です。
自分が手掛けた金型が製品として形になり、量産現場で活用されていく様子を見ると、「これが自分の仕事なんだ」と実感できます。
「ありがとう」の言葉が生む達成感
――やりがいを感じる瞬間はどんなときですか?
前職ではライン作業が多く、指示書通りに作業を進める日々でした。
しかし、今の開発部門では自分のアイデアがカタチとなり、それがお客様や現場スタッフに喜ばれる瞬間があります。
ある日、量産のメンバーから
「あの金型、やりやすかったで!」
と声をかけてもらいました。
その一言が、本当に嬉しかったんです。
自分の仕事が役に立っていると感じられる瞬間は、何ものにも代えがたい達成感があります。
また、お客様から
「君の提案があったおかげで、もっと良い製品ができたよ」
と言っていただけたとき、開発部門で働くことの喜びを改めて感じました。
「自分がつくったもので誰かの仕事がやりやすくなる」
この実感が、私を次の挑戦へと駆り立ててくれます。
挑戦と支え合いの中で成長する
開発部門では、どうすればお客様の要望に応えられるのか、どうしたらより良い製品を作れるのかを常に考えなければなりません。
その分、悩むことや、手探りの作業も多いのが現実です。
入社当初は不安でいっぱいでした。
でも、上司や同僚の「困ったときは助け合おう」という温かいサポートが、私の背中を押してくれました。
挑戦する中で失敗することもありますが、そのたびに「次はこうしよう」と励まし合える環境があります。
もちろん、今も課題はあります。
特に「伝えること」や「相手の意図を正確にくみ取ること」は、まだまだ克服すべきところです。
でも、キャリアアップに向けて自分自身を成長させる良い機会だと思っています。
人を大切にする風土
――近江化成の職場環境について教えてください。
この会社の素晴らしいところは、経営方針や会社の目指す方向性が全従業員に共有されていることです。
経営指針会議や近江化成塾、ドラッカー読書会を通じて、会社全体が一つのチームとして進んでいる実感があります。
さらに、多様な事情を抱えた社員一人ひとりを尊重し、誰もが安心して働ける環境を作ってくれる。
この会社の「人を大切にする姿勢」は、私にとっての誇りでもあります。
そして、上司の方々は常にお客様のことを考え、行動で示してくれて、仕事に対する誠実さが息づいています。
その姿を見ていると、「自分もこんなふうに成長したい」と思えるのです。
一緒に働きたい仲間は
――どんな方と一緒に働きたいですか?
私が大切にしたいのは「キャッチボールができる人」です。
■ 自分の意見や考えをしっかり持ち、それを伝えてくれる人。
■ 考えているからこそ、こちらの意見にも耳を傾けてくれる。
一緒に意見を交わしながら進めていくことで、「やらされる」ではなく、「一緒に作り上げる」仕事ができます。
そんな仲間と共に、開発部門をさらに良いチームにしていきたいです。
「未経験だけど、自分にもできるだろうか?」と思っているかもしれません。
私も未経験からのスタートでしたが、この会社には、挑戦を後押ししてくれる仲間がいます。
自分のアイデアが形になり、誰かの役に立つ喜びを、一緒に味わいませんか?
私たちは、あなたの「やってみたい」という気持ちを心から歓迎します。
ぜひ、私たちと一緒に、新しいものづくりに挑戦しましょう!